終活をはじめるにあたり、やることリストを作成してみました
エンディングノート作成
エンディングノートは、自分の死後や自分の意思表示ができなくなった場合、家族や親族が困らないように、自分の意思や考えをまとめておくものです。
エンディングノートに書くべき内容は、主に下記のような感じです。
- 自分の基本情報
氏名、生年月日、住所、本籍地、家族構成、連絡先など、自分の基本的な情報を記載します。 - 医療・介護・葬儀・お墓
自分の死後、どのような医療や介護を受けたいか、葬儀やお墓の希望、ペットとの供養方法などについて記載します。 - 家族や親族へのメッセージ
生前言いたかったことや、感謝の気持ちなどを記載します。
エンディングノートは、自分の意思や考えを残すためのものです。そのため、形式や内容に決まりはありません。
自分の伝えたいことを、わかりやすく簡潔に記載することが大切です。
エンディングノートを作成する際は、以下の点に注意しましょう。
- 家族や親族に共有する
エンディングノートを作成したら、家族や親族に共有しておきましょう。いざというときに、スムーズに手続きを進めることができます。 - 定期的に見直す
自分の状況や考え方が変わることもあるため、定期的に見直し、内容を更新しましょう。
エンディングノートを作成することで、残された家族や親族の負担を軽減し、自分の生前言いたかったことや、感謝の気持ちなどを記載します。
後から後悔しないよう ぜひ、早めに作成しておきましょう。
住まいの断捨離
終活で断捨離をする理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 遺族の負担を軽減するため
亡くなった人の持ち物は、遺族が片付けや処分を行う必要があります。持ち物が多いと、遺族の負担が大きくなります。そのため、生前に断捨離をして、持ち物を減らすことで、遺族の負担を軽減することができます。 - 自分の人生を振り返り、整理するため
断捨離をすることで、自分の人生を振り返り、整理することができます。これまでの人生で大切にしてきたものや、不要なものを整理することで、自分の価値観や生き方について考えることができます。 - 気持ちの整理や老後の生活を快適にするため
断捨離をすることで、気持ちの整理や老後の生活を快適にすることができます。持ち物が多いと、部屋が散らかったり、片付けに時間がかかるなど、気持ちの負担やストレスになります。そのため、断捨離をして、持ち物を減らすことで、気持ちの整理や老後の生活を快適にすることができます。
具体的には、以下のような効果が期待できます。
- 遺品整理の費用を抑えられる
- 相続税の節税になる
- 不用品処分の手間がなくなる
- 部屋が片付き、掃除や整理整頓がしやすくなる
- 気持ちがスッキリし、余裕が生まれてくる
- 老後の生活がシンプルになり、心身ともに楽になる
断捨離は、一度ですべてを終わらせようとせず、時間をかける事も大切です。また、二度と手に入らないような思い入れのあるものは残すことも大切です。さらに、家族や親族と相談しながら、断捨離を進めるとよいでしょう。
お葬式、お墓について
終活でのお葬式については、以下の点について検討する必要があります。
- 葬儀の形式
葬儀の形式には、家族葬、一般葬、社葬など、さまざまな種類があります。 - 葬儀の規模
葬儀の規模は、参列者の人数や内容によって異なります。 - 葬儀の費用
葬儀の費用は、葬儀の形式や規模によって大きく異なります。 - 葬儀の場所
葬儀の場所は、自宅、斎場、寺院など、さまざまな選択肢があります。
具体的には、以下のような点を検討するとよいでしょう。
- 自分の希望する葬儀の形式は何か
家族だけで静かに見送りたいのか、多くの人に参列してもらい、盛大に見送ってほしいのか、自分の希望する葬儀の形式を決めましょう。 - 家族や親族の意見はどうか
葬儀の形式や規模、場所などについては、家族や親族とよく話し合い、合意を形成しましょう。 - 自分の経済状況はどうか
葬儀には、さまざまな費用がかかります。自分の経済状況を把握し、無理のない範囲で検討しましょう。
また、以下の点に注意しましょう。 - 早めに検討する
葬儀の準備には、時間がかかります。早めに検討しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。 - 複数の選択肢を検討する
葬儀の形式や規模、場所などについては、複数の選択肢を検討し、比較検討することが大切です。 - 専門家に相談する
葬儀の準備や手続きについては、専門家に相談するよいでしょう。専門家に相談することで、自分の希望や状況に合った葬儀を実現することができます。
お葬式について事前に考えることで、残された家族や親族の負担を軽減し、自分の希望を叶えることができます。
ぜひ、早めに検討しておきましょう。
以下に、終活でお葬式について考えるためのチェックリストをご紹介します。
- 葬儀の形式
- 家族葬
- 一般葬
- 社葬
- 葬儀の規模
- 参列者の人数
- 葬儀の内容
- 葬儀の費用
- 葬儀の費用の相場
- 葬儀費用の準備
- 葬儀の場所
- 自宅
- 斎場
- 寺院
このチェックリストを参考に、自分にとって最適な葬儀について考えてみましょう。
お墓について考える際には、以下の点について検討する必要があります。
- お墓の種類
お墓の種類には、墓石を建てる「墓地墓」、樹木葬や海洋散骨などの「自然葬」、永代供養墓などの「合祀墓」などがあります。
- お墓の場所
お墓の場所は、自分の住まいの近く、故郷、家族の住まいの近くなど、さまざまな選択肢があります。
- お墓の継承者
お墓の継承者は、自分の子や孫、親族など、誰にするか決めておく必要があります。
- お墓の費用
お墓の購入や管理には、さまざまな費用がかかります。事前に費用を把握しておくことが大切です。
具体的には、以下のような点を検討するとよいでしょう。
- 自分の希望する埋葬方法は何か
お墓を建てたい、自然葬をしたい、合祀墓にしたいなど、自分の希望する埋葬方法を決めましょう。
- 家族や親族の意見はどうか
お墓の種類や場所、継承者などについては、家族や親族とよく話し合い、合意を形成しましょう。
- 自分の経済状況はどうか
お墓の購入や管理には、さまざまな費用がかかります。自分の経済状況を把握し、無理のない範囲で検討しましょう。
また、終活でのお墓について考える際には、以下の点に注意しましょう。
- 早めに検討する
お墓の購入や管理には、時間がかかります。早めに検討しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。
- 複数の選択肢を検討する
お墓の種類や場所、継承者などについては、複数の選択肢を検討し、比較検討することが大切です。
- 専門家に相談する
お墓の購入や管理については、専門家に相談するとよいでしょう。専門家に相談することで、自分の希望や状況に合ったお墓を見つけることができます。
終活でのお墓について考えることで、残された家族や親族の負担を軽減し、自分の希望を叶えることができます。ぜひ、早めに検討しておきましょう
人生終わるまでにやりたいことのリストをつくる
終活でやりたいことのリストを作る際には、以下の点を意識するとよいでしょう。
- 自分の人生を振り返る
これまでの人生を振り返り、何をしてきたのか、何を成し遂げたいのか、何を残したいのかを考えてみましょう。
- 自分の価値観や生き方を考える
自分の価値観や生き方について考えることで、自分が本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。
- 家族や親族と話し合う
家族や親族と話し合い、自分の希望や考えを共有しておきましょう。
具体的には、以下のようなことをリストアップするとよいでしょう。
- 旅行やグルメなど、自分の好きなことをする
- 新しいことに挑戦する
- 大切な人と過ごす時間を作る
- 社会貢献をする
- 後世に伝えたいことを残す
また、終活でやりたいことのリストを作る際には、以下の点に注意しましょう。
- 実現可能なものをリストアップする
自分の体力や経済状況などを考慮し、実現可能なものをリストアップしましょう。
- 期限を決める
期限を決めることで、行動に移しやすくなります。
- 定期的に見直す
自分の状況や考え方が変わることもあるため、定期的に見直し、リストを更新しましょう。
終活でやりたいことのリストを作ることで、人生をより充実したものにすることができます。ぜひ、早めに作成しておきましょう。
以下に、終活でやりたいことのリストの例をご紹介します。
- 旅行
- 海外旅行
- 国内旅行
- 温泉旅行
- 一人旅
- グルメ
- 高級レストランで食事をする
- 珍しい料理を食べる
- 地元の郷土料理を食べる
- 趣味
- 習い事をする
- スポーツをする
- 読書をする
- 音楽を聴く
- 家族や親族と過ごす時間
- 旅行に行く
- 食事に行く
- イベントに参加する
- 話をする
- 社会貢献
- ボランティアをする
- 寄付をする
- 署名をする
- 啓発活動をする
- 後世に伝えたいことを残す
- 遺言書を書く
- 日記を書く
- 写真や動画を残す
- 作品を残す
是非、自分にとって最適なリストを作ってみてください。
老後資金を考える
老後生活は、平均寿命が延び、医療費や介護費などの費用が増加する傾向にあります。
そのため、老後資金を十分に準備しておくことが重要です。
老後資金の準備は、早ければ早いほど有利です。40歳から老後資金の準備を始める場合、60歳までの20年間で資産を積み上げる必要があります。
しかし、30歳から始める場合、30年間で資産を積み上げることができるため、20年間で積み上げるよりも楽になります。
老後資金の準備には、以下の3つの柱があります。
- 公的年金
- 退職金
- 貯蓄・投資
公的年金は、国民年金、厚生年金、共済年金などのことです。退職金は、会社員が退職時に受け取るお金のことです。貯蓄・投資は、自分でお金を貯めたり、投資したりして老後資金を準備する方法です。
公的年金は、老後生活の基本的な資金源となります。しかし、公的年金だけでは、老後生活を送っていくのに十分な資金が確保できないケースも少なくありません。そのため、退職金や貯蓄・投資も併せて準備しておくことが重要です。
退職金は、会社員の場合には、退職時に受け取るお金のことです。退職金の額は、会社や勤続年数などによって異なります。退職金がある場合には、その額を老後資金に組み込むことが大切です。
貯蓄・投資は、自分でお金を貯めたり、投資したりして老後資金を準備する方法です。貯蓄では、定期預金や積立預金などを利用して、着実に資産を増やすことができます。投資では、株式や投資信託などを利用して、より高いリターンを目指すことができます。
老後資金の準備をする際には、以下の点を考慮することが大切です。
- 老後生活のライフスタイル
- 退職金の額
- 現在の貯蓄額
- 年収
- リスク許容度
老後生活のライフスタイルは、老後資金の準備に大きな影響を与えます。旅行や趣味など、老後生活でどのようなことを楽しみたいのかを具体的にイメージしておくことが大切です。
退職金の額は、老後資金の準備の大きな柱となります。退職金の額がわからない場合には、会社に確認しておきましょう。
現在の貯蓄額は、老後資金の準備の現状を把握するために重要です。貯蓄額が少ない場合には、早めに対策を講じることが大切です。
年収は、老後資金の準備に使えるお金を左右します。年収が高い場合には、より多くのお金を老後資金に回すことができます。
リスク許容度は、投資を行う際に考慮すべき要素です。リスク許容度が高い場合には、より高いリターンを目指すための投資を行うことができます。
老後資金の準備は、将来の安心のために欠かせません。早めに準備を始めて、充実した老後生活を送りましょう。
介護、医療の意思表示
介護、医療の意思表示を行うことで、本人の意思を尊重した介護や医療を受けることができます。また、本人が意思表示を行うことができなくなった場合に備えて、家族や医療従事者などの判断の指針となることもできます。
介護、医療の意思表示を行う際には、以下の点を考慮することが大切です。
- 本人の意思
- 本人の健康状態
- 家族や医療従事者の考え
本人の意思は、本人が自分で考えて決めることが大切です。本人の健康状態によっては、意思表示を行うことが難しい場合もあります。その場合には、家族や医療従事者の協力を得ながら、本人の意思を尊重した意思表示を行うことが大切です。
介護、医療の意思表示には、以下の方法があります。
- 口頭での意思表示
- 書面による意思表示
- 任意後見契約
口頭での意思表示は、最も簡易な方法ですが、本人の意思が明確に伝わらない可能性があります。書面による意思表示は、本人の意思を明確に伝えることができますが、本人が自分で書くことが難しい場合には、家族や医療従事者の協力が必要です。任意後見契約は、本人が判断能力を失った場合に備えて、家族や信頼できる人に代理権を与えておく契約です。
介護、医療の意思表示をする場合、以下の手順で行うことが一般的です。
- 本人の意思を汲み取る
- 健康状態の確認
- 意思表示支援者の選定
- 協議を行う
- 記録をする
本人の意思を汲み取るためには、本人とじっくりと話し合い、本人の価値観や希望を理解することが大切です。健康状態の確認は、本人の判断能力の有無や、介護や医療が必要になる可能性を把握するために行います。意思表示支援者の選定は、本人の意思を尊重して、適切な意思表示を行うことができる人を決めることが大切です。協議は、本人の意思や家族や医療従事者の考えを踏まえて、意思表示の内容を決定します。記録は、意思表示の内容を後で確認できるように残しておくことが大切です。
介護、医療の意思表示は、本人の意思を尊重した介護や医療を受けるために重要な手続きです。早めに準備をして、いざというときに備えましょう。
デジタル断捨離
デジタル断捨離とは、デジタル機器やアプリケーションなどで管理している情報を整理し、不要な情報を削除することで、デジタル情報の過剰な蓄積によるストレスを軽減する行為です。
デジタル断捨離を行うことで、以下のメリットが期待できます。
- ストレージの空き容量が増える
- 動作が軽快になる
- 情報管理がしやすくなる
- ストレスが軽減される
デジタル断捨離を行う際には、以下の手順で行うことが一般的です。
- 目的を明確にする
- 不要な情報を削除する
- 重要な情報をバックアップする
- 整理整頓する
目的を明確にする
デジタル断捨離を行う前に、どのような目的で行うのかを明確にしておきましょう。ストレージの空き容量を増やすためなのか、動作を軽快にするためなのか、情報管理をしやすくするためなのか、ストレスを軽減するためなのか、などによって、削除する情報の対象や方法が変わってきます。
不要な情報を削除する
次に、不要な情報を削除していきます。不要な情報とは、以下のようなものです。
- 不要なメール
- 使っていないアプリやソフト
- 不要な写真や動画
- 古いデータ
不要な情報を削除する際には、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 削除する前に、本当に不要かどうかを判断する
- 一括削除ではなく、必要な情報だけを残すようにする
- 誤って重要な情報を削除しないように、バックアップを取る
重要な情報をバックアップする
不要な情報を削除したら、重要な情報はバックアップしておきましょう。バックアップは、データが消失した場合に備えて行うものです。
バックアップには、以下のような方法があります。
- 外付けハードディスクやクラウドストレージに保存する
- 別のパソコンやスマートフォンに保存する
整理整頓する
最後に、残った情報を整理整頓します。整理整頓することで、情報管理がしやすくなり、ストレスを軽減することができます。
整理整頓には、以下のような方法があります。
- フォルダやタグを使って情報を整理する
- 名前や日付などで情報を並び替える
- 不要なフォルダやタグを削除する
デジタル断捨離は、一度に全部やろうとすると大変なため、少しずつ進めていきましょう。また、デジタル機器やアプリケーションの使用頻度や、自分のライフスタイルに合わせて、適切な方法で行うことが大切です。
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