愛するペットとの暮らしは、かけがえのないものです。
しかし、飼い主が病気や介護でペットの世話ができなくなった場合、ペットはどうなるのでしょうか?
そこで今回は、終活におけるペットのことについてご紹介します。
ペットも家族の一員
ペットは単なる動物ではなく、家族の一員です。
終活を考える際には、ペットの将来についても一緒に考えてあげる必要があります。
お世話している飼い主の突然健康状態が悪化したり、亡くなったりした時に残されたペットを誰に託すのか?託す際の費用はどうするのか、そのペットが重い病気にかかった時、亡くなった時の供養はどうするのか。
自分がお世話できなくなった時のペットの世話について事前に準備しておくことは非常に重要です。
ペットのための終活で考えたいポイント
ペットのための終活ってどんなことをしたらいいの?
- ペットのお世話を引き受けてくれる人の確保
- ペットの医療費
- ペットの終末期
- ペットの供養
ペットの世話を引き受けてくれる人の確保
親戚や友人・知人などお世話してくれそうな方をペットを責任を持って最後まで面倒見てくれる人を事前に探しておきましょう。
お世話してくださる方が見つかったらペットの飼育に関するノートなども残しておくと引継ぎがスムーズです。
名前
年齢
健康記録 予防接種記録
かかりつけの病院
食べ慣れているペットフード
好きなおやつやおもちゃ
嫌いな事
飼育するにあたっての注意事項など
ペットのお世話を引き受けてくれる方がいない場合
老犬・老猫ホームを利用する
全国の老犬、楼猫ホームを検索できます。
老犬ケア https://www.rouken-care.jp/
ペット後見制度を利用する
ペット後見制度とは、飼い主が亡くなった後、ペットの世話を第三者に託す制度です。
ペット後見人と呼ばれる第三者が、ペットの飼育、医療、食事、散歩など、飼い主が亡くなった後もペットの生活を責任を持って世話します。
ペット後見.jp https://pet-kouken.jp/
ペットの医療費
ペットの医療費は、人間よりも高額になることがあります。
終活資金として、ペットの医療費も考慮しておく必要があります。
ペットの終末期
ペットも人間と同じように、いずれ死を迎えます。
ペットの終末期をどのように過ごさせたいのか、事前に考えておく必要があります。
ペットの供養
ペットが亡くなった後の供養についても、事前に考えておく必要があります。
ペット火葬、ペット霊園、永代供養、散骨など、さまざまな供養方法があります。
また、ペットと一緒のお墓に入りたい場合などは希望がかなうかどうか事前に霊園の管理会社に確認しましょう。
準備をしておけば安心
ペットの将来について事前に考えておくことで、飼い主もペットも安心して暮らすことができます。
早めに準備を始めて、ペットと最後まで幸せな時間を過ごしましょう。
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